コーヒーとの出会いから広がる活動の場。nico letter のにっちぃさんインタビュー

nico letter のにっちぃさんインタビュー

こんにちは!
ポップアップラボの菊野です!

毎週水曜日の朝、豊島区・雑司ヶ谷でポップアップしている nico letter(ニコレター)。

出勤前に立ち寄る人も多く、朝から和やかな話し声が聞こえる空間です。

nico letterは、もっちーさんとにっちぃさんの二人による活動。ポップアップでありつつも、二人ともコーヒーの大会での優勝経験があったりと、実力は間違いなし。

nico letterのにっちぃさん、もっちーさん
左がにっちぃさん、右がもっちーさん

今回は、にっちぃさんに、nico letter の今までの活動のことや、コーヒーを淹れることへのこだわり、今後の目標などについて聞きました!

目次

nico letter の名前の由来

菊野

菊野(ポップアップラボ):今日はよろしくお願いします!今更ではありますが、にっちぃさんともっちーさんは、お仕事って何をしているんでしたっけ?

にっちぃさん

にっちぃさん:私は元々はJAで働いていて、今は図書館司書をしています。もっちーは元々高校教員で、今は塾の先生をやっていますね。

それが二人のメインの仕事でありつつ、nico letter と、あと駒沢大学駅の近くにある vicinato (ビチナート)っていうエスプレッソバーでも働いてます。

菊野

菊野:他のお店でも働きながらなんですね。

にっちぃさん

にっちぃさん:これまでドリップコーヒーをメインにやってきて、エスプレッソを全然やってこなくて。なので、vicinato でエスプレッソの経験を積んでいるという感じです。

菊野

菊野:なるほどです。まずはやっぱり、nico letter の名前の由来から聞きたいです。

にっちぃさん

にっちぃさん:お客さんにも一番聞かれます(笑)

最初は私1人のブランドとしてやろうと思っていて。私の名前が「nishida chika」で nic が入っているので、そこから笑顔っていう意味でニコをとって。

着飾ったり、変に気を遣わないで、自分らしくありのままでいられる空間を作りたいなと思っていて。

それで、nico cafe とか nico coffee とかにしようと思ったんですけど、もう世の中に同じ名前がたくさんあったんですよ。

じゃあ自分ならではってなんだろうっていうのを、もっちーと一緒に模造紙を広げて、いろんな単語をいっぱい書きながら考えて。

そういえば幼稚園ぐらいからずっと、人から手紙をもらったり、自分が手紙を送ったりすることが好きだったなっていうのを思い出しまして。

nico letter ってなんか良いかもしれない。調べた限り、その屋号の人は他にはいなそうだったので、じゃあ nico letter にしようと。

菊野

菊野:そのワードの組み合わせがしっくりきたんですね。

にっちぃさん

にっちぃさん:そうですね。自分のスペルとか、大事にしてるものとか、いろんなものを名前に込めた屋号なので、自分の名前と同じぐらい愛着が湧くようになりました。

コーヒーに興味を持ったきっかけ

菊野

菊野:元々コーヒーが好きだったのは、もっちーさんの方でしたっけ?

にっちぃさん

にっちぃさん:そうなんです。コロナ禍でやることがなくて、お家時間でコーヒーの器具を買って淹れ始めたみたいで。

私が彼と出会ったのはその後なんですけれど、連れて行ってもらったお店で飲んだコーヒーが、今まで飲んだことないような味わいで。

フルーティーなのと、ちょっとお花みたいなフローラル感があるコーヒーで驚いて。コーヒーってこういう飲み物だったんだって、衝撃を受けました。

お店によって、内装だったり、バリスタさんの人柄や雰囲気だったり、それぞれコンセプトも違うなかで、お店をまわるのも面白いかもって気づきまして。

旅行とかも含めて出かける先々でスペシャリティーコーヒーのお店を調べるようになって、いろんなお店に行くようになったのが、私がコーヒーにはまったきっかけです。

初ポップアップで、緊急事態発生!

菊野

菊野:nico letterの1発目の出店はどこだったんですか?

にっちぃさん

にっちぃさん:世田谷の「ナワシロスタンド」っていうところです。今は実店舗を持っている「メリハリベイク」さんっていう方がいて、私がポップアップを始める前から憧れていて。

普通に出店に遊びに行っていたんですけれど、その時期にもっちーがコーヒーの大会で準優勝して。それもありつつ、私たちもいつかコーヒーでポップアップとかやってみたいんですよねと話したら、「今度一緒にやらない?ドリンクは全部2人に任せるよ」と言われたのが最初です。

ただ、出店前日にもっちーが熱を出して来れなくなって、私1人でやることになりまして。デビュー戦なのに何がなんだかわからずで大変でした。

菊野

菊野:コーヒーを淹れるはずのもっちーさんが急遽不在。それはドキドキどころじゃないですね。

にっちぃさん

にっちぃさん:キャンセルも考えたんですよ。でも、いろんな人が楽しみにしてくれていて。その期待を裏切るのは申し訳ないっていう気持ちが出てきて。

もう、やろう!と、もっちーにレシピを教えてもらって、なんとか出店しました。

でもその経験のおかげで、自分1人で横浜で出店とかもできたなと思うと、そういう運命だったのかもしれないです。

菊野

菊野:その事件を乗り越えたら、なんだか大抵のことはできそうな気がしてきますね。

nico letter のにっちぃさん

毎日飲みたくなるような優しいコーヒーがコンセプト

菊野

菊野:二人で役割分担とかはあるんですか?

にっちぃさん

にっちぃさん:営業が始まったら、お客さんの状況に応じて滞りなく動けるようにしているので、臨機応変にお互いできることをやっていて。

なので、お互い一通りできるんですけれど、なんとなく得意なものはあったりしまして。

例えばコーヒー豆を販売するときに、いつも直筆の手紙をつけているんですけれど、そういう手紙を私が書いたりとか。あとは告知とか、他の人とのやり取りとかも私がやってますね。

逆にもっちーは、ブランディングとか、出店のレイアウトとか、デザイン関連が得意で好きだったりするので。ポップ作りとかはもっちーがやってます。

菊野

菊野:nico letter は、ポイントカードもそうだし、販促物とか、あとは看板もしっかりお金をかけて作っている印象があります。

にっちぃさん

にっちぃさん:そうなんです。私も最初はお金をかけるのに抵抗があったんですけど、やったらすごい効果がありました

実店舗じゃないので、あそこは何屋さんなんだろうっていう風に思われることがやっぱり多かったんです。

とにかくコーヒーをやってるよっていうことを伝えるために、麻袋にシルクスクリーンでデカデカと印刷した看板を付けたことで、お客さんが立ち止まってくれるようになったり。

木の看板も、長野の上諏訪にあるリビセンで売っていた廃材みたいな板なんですよ。この板を見かけたときに、リビングループの出店の屋台に置きたいよねって話して。やすりをかけて、焼きごてで文字を入れて作りました。

菊野

菊野:コーヒーの味へのこだわりはもちろんですけれど、レイアウトや雰囲気も、すごくこだわってますよね。

にっちぃさん

にっちぃさん:nico letter は、毎日飲みたくなるような優しいコーヒーっていうのをコンセプトに、豆を焙煎したり抽出したりしているので。

優しいコーヒーっていうワードを出したり、ぱっと見たときに何をやっているかが見えるようなレイアウトはずっと模索していて。ここ1年ぐらいで、いい感じに固まってきたのかなと。

菊野

菊野:優しいコーヒーっていうワードも印象に残ってます。

にっちぃさん

にっちぃさん:フェスとかに出店したときも、「優しいコーヒーってなんですか?」「優しいコーヒーが気になってきました」みたいな感じで、立ち寄っていただくことも多いですね。

コーヒーの大会に出るなかで得られたもの

菊野

菊野:nico letter で使っている器具も、他のところだとあまり見ないなと思ってまして。

にっちぃさん

にっちぃさん:今までいろんなコーヒー器具を使ってきたんですけれど、エアロプレスのコーヒーの味わいがすごく好きで。圧をかけて抽出するので、丸みがあって甘いコーヒーが出来上がるんです。

あと、2人ともエアロプレスを使って大会で優勝したので、1番自信を持って出せるっていうのもあって使ってます。

菊野

菊野:大会で優勝ってすごいですよね。

にっちぃさん

にっちぃさん:私に関しては、1年間ぐらい大会に出続けて、もう本当に悔しい思いをたくさんして、たくさん泣いて、やっと優勝って感じだったので。なかなか大変でしたね。

そもそも大会に出ようと思ったのが、私たちが、別にどこかのお店で修行してたわけではなかったので。

出店したときに、お客さんにそんなこと言われたことはないですけど、「あの子たち大丈夫かな」って思われるんじゃないかって。

やっぱりプロとしてコーヒーをだす以上、安心して飲んでもらえるように、まずは目に見える実績をつけようと思って、2人とも大会にはずっとチャレンジしてたんです。

菊野

菊野:大会に出て、実際に何か良い影響とかあったりはしましたか?

にっちぃさん

にっちぃさん:もちろん結果もそうなんですけれど、出場する過程でいろんな検証ができたのが良かったですね。

湯温を1度変えるだけ、豆をちょっと増やすだけで、味わいが全然変わってくるので。どうしたら理想の味わいになるのか、変数の検証をたくさんできて、それがやっぱり日々のポップアップで出すコーヒーの味わいに繋がっていきました。

あとは何より、大会で出会った仲間との繋がりもすごく大きくて。東京だけじゃなくて、いろんな地域の大会に出たので、全国に友達ができたり。

一緒にイベントすることもあるし、お互いのお店に行って刺激を受け合ったりとか、高め合える仲間ができて

そういったことも楽しみながら、大会に出てましたね。

自分の好きな街でポップアップする

菊野

菊野:nico letter とか、にっちぃさんのインスタを見ていると、けっこういろんなところに行ってますよね!

にっちぃさん

にっちぃさん:そうですね。2人とも旅行好きで。

最初の1年間は、どんなところで出店したらいいんだろうっていうのもあったので、都内のいろんなところでポップアップしてました。

そのなかで感じたのが、その街に自分が住んでないと、やっぱりわからないことも多くて。例えば、その街に詳しいお客さんが来ても、私たちは同じ熱量で語れなかったりとか。

私は豊島区の街がすごい好きで、この街でやりたいなっていう気持ちがこの1年で芽生えてきて。じゃあもう雑司ヶ谷とか池袋とか豊島区に絞ろうと。

でも旅はやっぱり好きなので。地方のイベントの雰囲気も吸収して、この街のお客さんに持って帰りたいなっていう気持ちもあり。

豊島区と地方出店の2軸ですね。

菊野

菊野:ちなみに、ゆくゆく実店舗を出すとしたら豊島区ですか?

にっちぃさん

にっちぃさん:そこがまだ決めきれないんです。私は豊島区の街がすごくいいなって思っているんですけど、もっちーの地元が川崎の方で、そっちでやりたいっていう構想もあったりとか。

あとは、ゆくゆくは移住とかも考えているので、移住先でやるかもしれないし。

今はまだ具体的にどこでとは決められてないんですけど、5年後、10年後あたり、どこかでじっくり準備した上で実店舗はオープンしたいなと考えてます。

豊島区には、あったかいポップアップスペースがたくさんある

菊野

菊野:いろんな場所でポップアップしているからこその経験とかもあると思うんですけど、使って良かった場所の特徴とかってあったりしますか?

にっちぃさん

にっちぃさん:その場所のオーナーさんだったり、運営の方がこちらの活動に興味を持ってもらえると嬉しいですね。

事務的な連絡を最初にしただけで、運営の方とは顔を合わせないような場所もありましたし。

逆に、初回の出店のときに様子を見に来てくれたり、立ち会ってくれる方もいたりとか。事前に面談してくれるところもあったり。

あとは、普通にお客さんとして興味があるからと来てくれたりとか。

親身になって、一緒につくってくれるオーナーさんって、やっぱりあったかいなっていうのを感じて。

菊野

菊野:確かにありがたいですよね。普通に遊びに来てくれるのも。

にっちぃさん

にっちぃさん:この辺だとひがいけポンドさんとか、滝野川フレイムスさんとかが、まさにそうだなと思っていて。やっぱりそういうところって、自然とお客さんも集まってる。

常連さんがいたりとか、場が愛されてるなって思いますし、そういうところは出店者としても、愛を感じるところがあってやりやすいですね。

nico letter の出店風景
ひがいけポンドでの出店の様子
菊野

菊野:オーナーさんの人柄から生まれる場の雰囲気ってありますよね。そういう意味では、豊島区近辺って、素敵なオーナーさんがいる場所が多いかも。

にっちぃさん

にっちぃさん:そう思います!みんなで一緒に盛り上げよう、みたいな感じですよね。オーナーさんも、出店者の力を借りて一緒に良い場をつくりたいんだよね、みたいな。

フラットな関係性だと、こちらもいろいろと動きやすかったり。お互いにアイデアを言い合えたり、なんだかいい関係だなって感じます。

豊島区でポップアップするようになって、今までわざわざ遠くに行ったりとかしてましたけど、こんなに素敵な場所が近くにたくさんあったんだなっていうのを知れました。

通ってくれるお客さんの言葉が、何よりのモチベーション

菊野

菊野:ポップアップを始めたのが2023年7月ってことなんですけれど、これまで続けてきた、活動のモチベーションって何なんでしょうか?

にっちぃさん

にっちぃさん1番のモチベーションは、常連さんとか、再訪してくれるお客さんの存在ですね。

nico letter で水曜日に飲むコーヒーが、「週の真ん中、ここまでよく頑張った」とか「飲むと残りの平日も頑張れちゃうんだよね」とか、皆さんの生活の一部になってきたっていうのが嬉しかったり。

そういう風に通ってくださるお客さんの言葉がもう、何よりのモチベーションです。

菊野

菊野:それはめちゃくちゃ嬉しい。2回目来てくれるかどうかって、やっぱり1つポイントになるじゃないですか。あえて分析してみるなら、どんなところが再来店の理由になってそうです?

にっちぃさん

にっちぃさんお客さんの来店がどんなに集中したときでも、1人のお客さんとどれぐらい向き合えるかが、すごく大事だなと思っていて。

nico letter には、おしゃべりしに来てるお客さんとかもきっと多くて。店主もそうだし、居合わせたお客さんとのちょっとした挨拶とか立ち話を楽しみに来てるお客さんもたくさんいる。

そういうお店をつくっているからこそ、私たちが忙しくて、一言ぐらいしか喋れなかったとかだと、残念がっちゃう人もいるのかなと。

だからこそ、1人ひとりのお客さんとの、ちょっとした雑談とか会話とかが1番大事だなっていうのはあります。

前提として、おいしいコーヒーを出すのは当たり前で。どんなに美味しいコーヒーでも、お客さんそれぞれの好みはあると思うので、そこはさておき。それでも、私たちのなかでベストなものは常に出す。

nico letter のにっちぃさん
菊野

菊野:お客さんと会話をしつつ、手元でコーヒーを淹れるわけじゃないですか。両方並行してできるようになるまで、今までの経験の積み重ねとかが絶対あるよなと思って。

にっちぃさん

にっちぃさん:その辺は試行錯誤してまして。平日の朝だと、お仕事前でちょっと急いでる方も多いので、「すぐ出るコーヒー」っていうのをメニューに入れるようにしたんです。事前にボトルにコーヒーを何杯分か入れておいて。

もちろん時間があれば、その場でドリップした出来立てをゆっくりと楽しんでいただけたらっていうのはあるんですけれど、すぐ出るコーヒーもありますよと。

出店ごとに振り返りつつ、試行錯誤できてるって感じですね。

菊野

菊野:逆に、しんどいな、大変だなって思うこととかはありましたか?

にっちぃさん

にっちぃさん:大変なこともたくさんありましたね。特に定期出店は大変で。

豊島区をメインに活動する前に、横浜で毎週1人で出店してたんですよ。豊島区から横浜まで、片道1時間半ぐらいかかるところで。

空間に一目惚れしたっていうのはあったんですけど、1人だと荷物もすごくて。なんで私は毎週こんな朝早くからこんなことをしてるんだろうって思っちゃう日もあったり。

菊野

菊野:大荷物で、しかも一人は確かにしんどい。

にっちぃさん

にっちぃさん:でも、やっぱりお客さんの存在がすごく大きくて。お客さんに会うと、やっぱり続けたいし、この人たちのためにも私はまだ頑張りたいという、使命感みたいな気持ちも出てきて。

そんなことを言ってるあいだに、最初の頃から一緒に活動していたポップアップ仲間たちが、どんどん辞めちゃったんです。

自分のキャリアステージとか、いろんな事情で新しい道に進んで行っていて。そのときに、続けるって大変で、だけど大事なんだなっていうことに気づいて。

別に辞めることが悪いとかって言いたいわけではなくて。ちっちゃくてもいいし、ゆっくりでもいいから、足を動かし続けてれば、大きくなるんだろうなっていうのを感じて。

とりあえず足を止めないで頑張ろうと二人で話してはいるけれど、別にそれが辛くてっていうよりは、やっぱり楽しいし、お客さんと話していると、やってて良かったってなりますよね。

nico letter の出店風景

活動のフィールドを広げる2026年に

菊野

菊野:思いついたこと、やりたいことは、どんどんチャレンジしていってる感じですか?

にっちぃさん

にっちぃさん:コーヒーって、いろんな活動の場があるんです。この活動を始めてから、もくもくもくもくと、いろんなやりたいことが上がってきて。

それをインスタグラムで発信したり、人に喋ったりしていると、話をくれたりすることも多くて。周りの方のおかげで、ちょっとずつ叶ってきているなと。

ちょうど1年前に、やりたいことリストをバーって手帳に書いたんです。実現できたらチェックをつけてたんですけど、けっこうチェックついたなと思って。

書いたときは、「これは絶対人に見せたくない」って思うぐらいな夢物語ばかりだったんですけど、意外と実現できていて。

nico letter のにっちぃさん
菊野

菊野:やりたいことを発信するのって大事ですよね。滝野川フレイムスの河田さんも、まさに同じようなことを話していました。

nico letter の先々の目標をぜひ教えてほしいです!

にっちぃさん

にっちぃさん:夢だといっぱいあるんですけど、具体的なところだと3つあって。

1つは、今まではカフェで出店することが多かったんですけど、例えば公園とか、オフィス、学校、介護施設とか、カフェ以外の場所やシーンにコーヒーを添えていきたいなって思ってます。

活動のフィールドを広げたくて。2025年は、街の高齢者サロンでコーヒーのセミナーをしたり、もっちーは友達の結婚式の2次会でコーヒーを淹れたりとかもできまして。

特にこの豊島区の街で、カフェ形態に限らず、何か nico letter としてできることはないかっていうのをすごく考えてます。

2つ目は、もっちーが元教員で今も教育畑にいることもあって、コーヒーセミナーをやっていきたくて。

淹れ方もそうですし、みんなでブレンドコーヒーを作るワークショップもしてみたいし。ラフにみんなが参加できるようなワークショップとかイベントとかをやっていきたいですね。

もう1つは、やっぱり旅が好きなので、47都道府県いろんな場所でコーヒーを淹れて、その地域の暮らしのこととかも知りたいです。

いろんな人と交流したいし、いろんなところに行きたいし。いずれは海外でも出店してみたいです。

菊野

菊野:2026年も濃い1年になりそうですね!

にっちぃさん

にっちぃさん:本当に、何ができるかな、起きるかなと、楽しみです。

これからポップアップを始める人に向けてのメッセージ

菊野

菊野:最後に、もしポップアップを始めたばかりの頃の自分にメッセージを送るなら、どんなことを伝えるかっていうのをお聞きしたいです!

にっちぃさん

にっちぃさん:そうですね、さっきも話した内容ですけれど、いきなりおっきなことをやらなくてもいいと思うので。

とにかく始めてみて。それで、ちっちゃくでもいいから続けてみることがすごく大事なのかなって。

最初はお客さんが全然来なかったり、認知されるまではそういう日もあるし、天気に左右されたりとか、いろんなことがあると思うんですけど。

でも、続けていれば、絶対何か良いことがあるっていうのは、私がやってきた2年間でもすごく実感してきたので、続けてみてほしいなと。

菊野

菊野:ありがとうございます。続けるの大事。

にっちぃさん

にっちぃさん:続けるの大事ですね。私も続けます!

nico letter のにっちぃさん

あとがき

にっちぃさんと同じく旅好きな人間として、「旅はやっぱり好きなので。地方のイベントの雰囲気も吸収して、この街のお客さんに持って帰りたい」という言葉がとても印象に残りました。

趣味・娯楽としての旅が、ポップアップ活動をしていることによって、新しい価値を伴うようになる。

旅先での出会いや経験を、自分のポップアップに来てくれる人にも伝えたい、分かち合いたい。そう考えていると、今までとはまた違った視点で旅先の景色を眺めることができたり。

旅の意味合いが重層的になったのも、ポップアップしているからこそなのかもしれません。

nico letter に訪れる人が、笑顔で、自分らしくありのままに過ごせるように。そのために、コーヒーの味わいや空間へこだわっているお二人。

楽しみながら努力しているからこそ、居心地良い空間が流れているんだと思います。

コーヒーにはまったところから、なぜポップアップする側になろうと思うようになったのかが気になり、インタビューの後日、にっちぃさんに改めて聞いてみました。

コーヒー屋さんを巡るなかで、店員さんの接客、お客さんとのコミュニケーションに魅力を感じて、自分のやりたかったことがコーヒーを通じて実現できるんじゃないかと、ポップアップを考え始めたとのことでした。

そして、既にポップアップしている人のインスタを見たり、実際にお客さんとして訪問するなかでの関わりから、自分にもできそうだと思うようになっていったとのこと。

他の人のポップアップ活動が nico letter が生まれるきっかけになったように、nico letter のお二人の姿を見て、「私もやってみたい!」と一歩踏みだす人も、これからどんどん出てくるんだろうなと感じました!

基本情報

nico letter
Instagram:@cafe_nicoletter
 
にっちぃさん
Instagram:@nicchiichan_
 
もっちーさん
Instagram:@sa_mochi_kafe/


EDITOR:菊野泰斗
PHOTOGRAPHER:風香、菊野泰斗

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