こんにちは!
ポップアップラボの菊野です!
銭湯の隣でお店を出せるとしたら、そう考えるとワクワクしませんか?
今回はそんな夢が実現できるポップアップスペース、稲荷湯長屋をご紹介します!
滝野川って、どんな街?
稲荷湯長屋があるのは東京都北区滝野川。JR埼京線の板橋駅と、都営地下鉄三田線の西巣鴨駅から徒歩で8分ほどです。
稲荷湯長屋の近くには、以前ポップアップラボでも紹介した「滝野川フレイムス」があります。
滝野川の街並みや、買い出しに便利な近くのスーパーマーケットの情報などは、滝野川フレイムスの記事内でも紹介しています。
ぜひそちらもチェックしてみてください!

今回はせっかくなので、滝野川の歴史について簡単に触れていこうと思います。
時を遡ること江戸時代。江戸と日本各地をつなぐ五街道の1つである中山道。その1番目の宿場町・板橋宿への道中に位置しているのが滝野川。江戸の街へ野菜を供給する農村として栄えていました。
20世紀の初期までは農村だった滝野川ですが、明治の終わりから大正にかけて東京が発展。滝野川近辺も人口が増加し、住宅が増えていきました。
その頃は家に風呂が無いことも多く、街の銭湯を使うのが一般的。稲荷湯の初代店主が滝野川にやってきたのも、時を同じく大正2年とのこと。
昭和の初めの頃には、旧滝野川区にはなんと83軒もの銭湯があり、どの家でも150メートル歩けば銭湯に着いたというのだから驚きです。
それだけ、街の人にとって銭湯が身近で、生活の一部といえるような存在でした。
稲荷湯長屋はこんな場所
稲荷湯長屋の前に、まずは「滝野川稲荷湯」の紹介が欠かせません。
大正2年(1913年)から滝野川で営業している、100年以上の歴史を持つ銭湯。今の建物は昭和5年(1930年)に建てられたもので、国の登録有形文化財にも登録されています。

昔ながらの銭湯で、映画『テルマエ・ロマエ』をはじめとした様々な映画・ドラマのロケ地としても使われています。
そんな稲荷湯のすぐ隣、元々は住み込みで働く従業員の住居として使われていた長屋を改修した場所が、稲荷湯長屋です。

湯上がり処、地域サロンとしての役割もある稲荷湯長屋は、街の人々が様々な形で活用、出店できるように、スペースの貸し出しも行っています。

入り口を開けて、まず目を惹くのは土間スペースにあるモザイクタイルのキッチンカウンター。このキッチン、出店している様子や商品の写真を撮ると、なかなかに映えます。

土間スペースには客席として、テーブルや椅子が置かれています。

土間から奥に進むと、靴を脱いで上がる座敷があり、ゆったりくつろぐことができます。

どんな出店がある?
稲荷湯長屋は、レギュラー・単発含めて出店の種類も様々です。カフェだったり、おにぎりやおいなりさんといった飲食だったり、座敷を活かしたヨガや整体だったり。

お風呂上がりのお酒と、フードが楽しめるような出店も。

私も2025年の4月に、たこ焼きで人の縁をつなげる「たこ場」主宰のもりけーさんとのコラボで、たこ焼きとクラフトビールのお店を出店させていただきました。

稲荷湯長屋の魅力
運営の方のお話を聞いたり、私自身が出店するなかで感じた稲荷湯長屋の魅力は大きくこの2つです!
① 銭湯の隣にあること
② 居心地の良さ
① 銭湯の隣にあること
地域の人々に愛されていて、常連さんも多い稲荷湯。若者から親子連れ、おじいちゃんおばあちゃんなど、訪れる人の年代も幅広いです。
稲荷湯長屋は湯上がり処としての機能も兼ねているので、お風呂上がりに立ち寄って一息ついたり、男湯と女湯に分かれてお風呂に入ったあとの待ち合わせ場所として使っている人も。

ポップアップ出店では集客が課題になることも多いですが、日常的に多くの人が訪れる銭湯の横にあるというのは、出店する人にとって大きな魅力ではないでしょうか。
② 居心地の良さ
稲荷湯長屋で過ごす時間のなかで感じるのは、圧倒的な居心地の良さ。
昔ながらの和室で、靴を脱いでくつろげるというのも理由の1つだと思うのですが、稲荷湯長屋が誕生するまでの過程や想いにこそ、居心地良く感じる理由がある気がします。
稲荷湯長屋では、改修の際に元々の長屋で使われていた建材を再利用していたり、他の場所で長く使われていた家具を引き取って置いていたりもします。
もしかしたら捨てられていたかもしれない物を、愛着を持って大切に使っている空間だからこそ、懐かしさがあって心が安らぐ居心地の良さがあります。

こんな人におすすめの場所!
稲荷湯長屋はこんな人におすすめです!
① 銭湯の近くで出店したい人
② 地域とのつながりに興味がある人
① 銭湯の近くで出店したい人
銭湯でお風呂に入った後は牛乳が欠かせなかったり、お腹を満たしたくなったり、1杯飲みたくなったり。そんな経験がある人も多いかと思います。
風呂上がりのお客さんに、自分の提供するサービスで喜んでもらえたら、くつろいでもらえたら。そういったシーンを想像してワクワクするようだったら、稲荷湯長屋はとてもおすすめです。
② 地域とのつながりに興味がある人
昔の銭湯は、現在よりもコミュニティ拠点としての側面が強かったといいます。
「銭湯に慣れていない人や世代でも、稲荷湯長屋をワンクッションとして、銭湯に親しみ地域とのつながりを感じてもらえたら」という期待も込められている稲荷湯長屋。
ポップアップや店舗出店を通して地域のつながりを創っていきたい、地域の人に愛されるようなお店を出したいと考えている人にとっては、稲荷湯長屋はとても面白い場所だと思います。
そんな稲荷湯長屋の運営を行っている「せんとうとまち」のサムさんにもインタビューさせていただきました。ぜひこちらもご覧ください!

基本情報
稲荷湯長屋
住所:東京都北区滝野川6-27-17
アクセス:JR「板橋駅」東口から徒歩8分ほど
Instagram:https://www.instagram.com/inariyu.nagaya/
Web:https://sento-to-machi.org/nagaya/
営業カレンダー
最新情報・詳細はInstagramから
利用料金
一日イベントまたは定期出店
平日 ¥5,000、土日祝 ¥10,000
内輪の懇親会、勉強会、展示会等
座敷 1時間 ¥2,000~、1日¥12,000~
全体 1時間 ¥3,000~、1日¥20,000~
※ 税別価格
※ 利用可能時間:10時~21時(22時完全撤収)
※ 撮影等の商業利用の条件については、別途お問い合わせ下さい。
2025年9月時点、稲荷湯長屋Webサイトより
最新情報・詳細はWebサイトをご確認ください。
ご利用に関しては、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
EDITOR:菊野泰斗
PHOTOGRAPHER:菊野泰斗、風香

