人との出会いで地図が広がる。zikkaの菊野さん

zikka LOCAL BEER CLUB

こんにちは!ポップアップラボの風香です!

普段ポップアップラボは、菊野さんがnoteの記事を書いています。

菊野さんもクラフトビール屋さんとしてポップアップする人!根掘り葉掘り聞きたいことがたくさんある!ということで、今回は私が菊野さんにインタビューし、記事にしてみました。

zikka LOCAL BEER CLUBの菊野さん
菊野さん

菊野さん
クラフトビールスタンド「zikka LOCAL BEER CLUB」として、豊島区を中心に各所でポップアップ出店中。出店にとどまらず、クラフトビールに関わるイベント企画や、クラフトビールを入口にまちを掘るメディア発信など、活動は多岐にわたる。
公式ウェブマガジン:zikka LOCAL BEER CLUB
Instagram:@zikka.beer
Peatix:zikka LOCAL BEER CLUB

目次

「zikka LOCAL BEER CLUB」とは。「菊野さん」とは。

まずは、菊野さんの紹介からスタートします。

菊野さんはクラフトビール屋「zikka LOCAL BEER CLUB」(以下、「zikka」)としてポップアップしていますが、主な活動の軸は2つ。

ひとつは、場所を借りて定期出店するクラフトビールスタンドとしての活動。

毎週木曜日夜、東池袋のひがいけポンドでの出店と、つい最近2025年5月からスタートした毎週火曜日夜、東長崎のKoGeでの出店。

もうひとつは、出店という形式にとらわれない活動。

たとえば、クラフトビールに関わるイベントを企画したり、クラフトビールを1つのきっかけに、街を掘ったり、それをメディアとして発信したり。

いずれの活動も、企画が毎回おもしろい。

定期出店しているひがいけポンドで実現した「窯でピザを焼く日」では、キャンプなどで使う携帯用のピザ窯を持ち込んで、参加者が自身でトッピングしたピザをその場で焼き、ビールと一緒に味わいました。

zikka LOCAL BEER CLUBの、窯でピザを焼く日のイベント風景
窯でピザを焼く日

つい最近定期出店をスタートしたKoGeでは、毎週ゲストシェフを呼んで、ビールと合わせたフードを楽しめる仕組みを企てています。

ほかにも「ビアバー併設のポッドキャストスタジオ、”雑談” に行ってきた」「美味しい石川県 〜食べて飲んで復興支援〜」「47都道府県クラフトビールめぐり 〜アンテナショップで お土産持ち寄り会〜」など、さまざま企画。

最近では、東海道を実際に歩いて各宿場町でクラフトビールを飲んだり、寄り道してまたビールを飲んだりする企画「東海道五十三”注ぎ”ビール巡り」を始めた模様。
五十三の宿場町制覇に向けて、目が離せません。

そんなzikkaの興味深い活動の原動力が菊野さん。

筆者はひがいけポンドに行った時に、zikkaとして出店していた菊野さんに出会いました。

楽しくビールを飲ませてもらった後日、豊島区界隈に遊びに行くと、界隈の多くのみんなが「菊野さん」のことを知っています。

「どこにでもいるよね?」「さっきあそこにいたよ」「分身してる?」なんて噂が飛び交うほどフットワーク軽く、いろいろな場面に現れる菊野さん。

今回、クラフトビールという枠を超えて、本noteを中心にした「ポップアップラボ」の活動までも始めたわけで、菊野さんの原動力がますます気になります。

菊野さんがzikkaやポップアップラボの活動をするに至るまでの話も含めて根掘り葉掘りすることで、菊野さんとzikkaやポップアップラボの活動内容や、目指すところを追ってみます。

ずばり、菊野さんの半生を教えて!

Web制作の仕事をきっかけにひがいけポンドに出会い、zikkaをスタート

風香:菊野さんは、「楽しそう」と思ったことをあっというまにイベントという形にして次から次へと「おもしろいこと」を実現している印象。そんな活動ができるまでに至った半生が気になります。

菊野:高校3年の夏に野球部を引退したあと、アニメにはまったことから大学でCGを学んでみたいと思って理系の大学に入ったんです。

実際入ってみたら、CGを勉強できる授業があまりなかったんですけど、ホームページの作り方の勉強をしてみたりする中で、サークルのホームページリニューアルに携わって。

就職もメディアとか広告系にしようと思って、1社目は映像系の制作会社に就職して、制作進行しつつ自社のホームページ運用や改修をしていました。

Web関連に興味を持ち始めて、2社目はWeb制作会社へ。

その会社で、社員が自分の学んだことのアウトプットを兼ね、一般の人も読める公開ブログを書くっていう習慣があって、そこで僕も書く習慣の下地が身についた気がします。

漠然と、何か作る仕事には興味がありましたね。

そんなときに、知り合いが南池袋でセレクトショップ「Vita ricca」を立ち上げるのに際して、ホームページ作成の依頼をもらったんです。

それで豊島区のお店のリサーチをしていたら森正さんがゲストスピーカーとして登壇するオンラインイベントを見つけてひがいけポンドを知りました。

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豊島区にオープンするお店に携わっているなかで、どんな場所があって、どんな人がいるのか、豊島区のことももっと知りたいと思っていた時期だったので。

後日ひがいけポンドに行ったら、運営の森正さんとお話できて。

伺った内容を友人に話したら一緒に出店してみようと言ってくれて、ひがいけポンドでzikkaとしての出店をスタートしました。

ひがいけポンド窓に描かれる出店スケジュール

初めての人と意気投合できるようなお店や場所を作れたら

風香:「イベントをやったりお店をやれたらおもしろそう」って思い始めたそもそものきっかけは?

菊野:もともとお店や立ち飲み屋は好きで、漠然と憧れはありましたね。

社会人2年目に通っていたWebデザインのスクールで、先輩が「飲み屋で初めて会った人と意気投合して仕事につながった」っていう話をしてくれたんです。

それ素敵だなって思って、初めての人と意気投合できるようなお店や場所をつくれたらと考えるようになりました。

その一歩目をひがいけポンドでスタートしたという感じです。

最初は月1回の出店から。
それから2年ほど経って、もう少し頻度多くしてみようかなということで去年2024年の夏から週1回の出店を始めました。

最初の1年弱はクラフトジン推し。サントリーの翠ジンが流行り始めた時期だったので「なんかいけるかなあ」と思って。

1年やったくらいでクラフトビールにも興味が出てきていたので出してみようかと、試しに始めてみたんです。

Peatixでイベントを告知してみたら「クラフトビール」で検索した人たちが来てくれるようになりました。

夏には「楽しそう、これやりたい」っていうノリで、ひがいけポンドの中で流しそうめんをしたこともありました。

ひがいけポンドのまわりに子供が多かったので、お母さんにも楽しそうって思ってもらえたらという思いもあって。

出店から1年は、しばらく自分のやりたいことと来てくれる人とのニーズのすり合わせをしていました。

最初はひがいけポンドの近所の人とか知り合いの人が多かったのが、Peatixでのイベント告知をきっかけに近くじゃなくても来てくれる人が増えたので、近くを見ずともクラフトビールが好きな人に広がるんだなと。

ふらっと来た人たちが仲良くなるような場面が生まれて「そしたら次こうやったら楽しそう」って発想が生まれるようになって。今はそれを繰り返しています。

今後の展望は?

風香:zikkaもしかり、ポップアップラボ含め、幅広く、しかも密度高く活動している印象だけど、菊野さんの今後の展望は?

菊野:「これをやりたいなあ」というのは考えたりしつつ、その場の思いつきみたいなことも多いんですけれど。いざ実現するとなると、誰と出会ったかが結構大事かなと思っていて。

それこそ週に1回の出店を始めた序盤に風香さんが来て「一緒に出店しないか」って誘ってくれて、オラ・ネウボーノで一緒に出店したりイベントすることで「あ、こうやって一緒にできるんだ」って幅が広がって。

具体的にこうやったらこういうことできるんじゃないかって、想像ができるようになりました。

オラ・ネウボーノでの出店

風香:そうなんだ!私の印象としては、菊野さんは出会った時からずっと、おもしろい企画をばんばん実現しているイメージ。

菊野:今みたいにイベントを色々やるようになったのは割と最近です。

加速し出したのがオラネウボーノで風香さんと出店する前日の下見で出会った「OYAOYA」のゆかさんと面識ができて、東長崎のクラフトビールスタンド「リビンラージ ビア&ギャラリー」や板橋の「稲荷湯長屋」で出店できたあたりですかね。

リビンラージ ビア&ギャラリーでの出店

誰かと一緒に出店する楽しさおもしろさとか、いわゆるシェアスペースとかじゃなくても使わせていただける場合があるんだなとか、気づきがありました。

今ある程度の余裕を持って「楽しい」を追求したイベントを企画できているのは、軸となる収入源が本業で得られる環境にあるのは大きいですね。

数年後ライフスタイルやワークスタイルをがらっと変えてお店を持ったりできたらと思ってはいますけど、ふいにある人と出会うタイミングで実現への地図がより詳しく描かれるんだろうなと思っています。

なかなか思い描いた通りにいかないかもしれないですけど、足を動かし続けることは大事にしています。

風香:具体的には、どうやって足を動かしてますか?平日も土日も予定入れまくっている印象です!

菊野:平日夜は仕事をしている日もありますが、誘ってもらったところにはなるべく行きたいなって思ってます。

何かに繋げるためにって常に意識して外に出かけているわけではないです。

ただ「移動距離と幸福度は比例する」って何かに書いてあったし、インプットだけでもしておくといつか生かされる可能性があるとは思って動いています。

ポップアップラボを始めたきっかけは?

風香:ポップアップラボは、菊野さんが始めたインタビュー活動に私が乗っかる形で一緒にやることになったわけだけれど。菊野さんが最初にポップアップラボを始めようと思ったきっかけは?

菊野:僕の出店デビューがひがいけポンドだったのは運がよかったと思っていて、場所もいいけど運営している人が素敵な人で、恵まれているなと思うんです。

別の場所に出店したことのある人から、運営している人が出てこなかったり
使いづらい場所もあるという話を聞いたことがあります。

どういう場所で出店するかは結構大事で。

やってみないとわからないところはもちろんあるし、一番最初のチャレンジのときの体験はとっても大事で。初出店はできれば「やって良かったな」「またやりたいな」って気持ちになってほしい。

自分がポップアップできる場所を知りたいって思ったのもそうですし、自分自身が素敵な場所だと感じたり、誰かが「ここで出店してみて良かった」とおすすめしてくれるような場所で出店した方が絶対に楽しいよなと思ったので、情報発信してみようというのがきっかけです。

あとがき

菊野さんと出会った時からずっと、フットワーク軽く、次々「楽しそう」を実現できる原動力が気になっていました。

今回のインタビューで、菊野さんの半生を聞いて行動力の源に納得しつつも、改めて菊野さんの凄みに触れたような気がしています。

さくさく実現しているように見えますが、「楽しそう」を実現するには、ある程度のエネルギーが必要で、「楽しそう」の気持ちが芽生えてもなかなか行動にうつせない人が大半かと思います。私自身もしかり。

実際に形にする行動力と、なによりそれを自然体でこなすところに、菊野さんの魅力があるように思います。

一緒にポップアップする人もお客さんも、良い仲間が集まっているし、そんな人たちで作られているzikkaの空間は、とても居心地がいいです。

これからの菊野さんの活動も気になりますし、一緒に全力で楽しみたいなと思います。


EDIT&PHOTO:風香

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