何かお店をやるっておもしろい。たねベイクの後藤さんインタビュー

たねベイク

こんにちは!ポップアップラボの菊野です。
これまでの記事で、東池袋にあるポップアップスペース「ひがいけポンド」をご紹介し、運営の森正さんへインタビューしてきました。

あわせて読みたい
【東京/東池袋】ひがいけポンドは様々なインディーズ活動が生まれる場所 東池袋にあるポップアップスペース「ひがいけポンド」では、日替わりで色々なお店が営業しています。 ひがいけポンドのことや、どういった出店があるのかなどご紹介しま...
あわせて読みたい
自分たちが作りたいものを、まずやってみる場所。ひがいけポンド運営の森正祐紀さんインタビュー前編 「まちのインディーズ・レーベル」がコンセプトのポップアップスペース、ひがいけポンドは、たくさんの人が日常からはみ出して、新しいことに挑戦する後押しをしている...

今回の記事では、ひがいけポンドで「たねベイク」として出店している後藤さんにインタビューさせていただきました。

目次

たねベイクの紹介

たねベイク

たねベイクは、焼菓子をメインにしたカフェ。普段は広告系の会社で働いている後藤さんのお店です。2023年5月が初出店で、そこからほぼ毎月ひがいけポンドで出店しています。季節に合わせたマフィンや、冬限定で肉まんなども人気です。

ちなみにたねベイクですが、2025年3月16日の出店で定期的な出店をしばらくお休みするとのことで、その理由も併せて伺いました!

ひがいけポンドで出店を始めた経緯

菊野:ひがいけポンドで出店しようと思ったきっかけを教えてください!

後藤さん:レンタルスペースや間借りスペースの検索サイトを色々と見ていたんですけれど、1時間で5,000円とか高いところが多くて。そうすると、1日借りたらもう何万みたいになって、絶対赤字じゃんと思って。

インスタのハッシュタグで「間借り」って調べたらひがいけポンドが出て、費用もお手頃だったので、まずは見に行ってみようって感じですね。

ひがいけポンドを出店場所に決めた理由

菊野:ひがいけポンドを内覧して、即決みたいな感じだったんでしょうか?

後藤さん:そうですね、割と即決だったと思います。

菊野:ここで出店しようって思った決め手は?

後藤さん:ひがいけポンドの過去の出店の様子を見て、けっこうユニークな出店も多いじゃないですか。「わからない書店」とかもそうですけど、わかりやすく何屋さんとかじゃなくて。「なんなんだろう、これ?」みたいな。おもしろそうな人がいそうだなって思いました。

あとは、同世代の人も多そうだなと。最初の内覧のときにちょうど「wabichabi」が出店していて。wabichabiをやっているなおちゃんとも話したりして、「なんか良さそうだな、ここは」と感じました。

菊野:実際に出店してる人と話せると、なんだか気が楽になりますよね。

後藤さん:たしかそのときがwabichabiの1回目で。「ケーキ焦がしちゃった」なんて聞いて可愛いなと。ちょっとハードルが下がった感じはありました。

たねベイクの出店でやらかした話

菊野:ちなみに後藤さんも、出店で失敗した経験があったりするんでしょうか?

後藤さん:めちゃくちゃあって!基本的にワンオペなんですけど、初回はオペレーションフローみたいなことが全然決められてなかったんです。

その上で、ありがたいことに、たくさんお客さんが来てくれて。それで、3時間とかお待たせしてしまった友達もいます。

菊野:3時間はなかなか・・・

後藤さん:長いですよね。本当に、よく待っててくれたなって感じで。初回はもう、それで落ち込みすぎて。

それからは、コーヒーを事前に少し作り置いておこうかなとか、ちょっとずつ工夫をして1人で回せるようにしていきました。どうやってお店を回すかが難しかったし、最初はそこが1番焦りました。

菊野:初めての出店は特に、友達が来てくれたりしますし。来てくれるのはもちろん嬉しいんだけれど、ドキドキもしますよね。

後藤さん:友達なら最悪の場合は「本当ごめん」って言えるんですけれど。通りがかりの初めましての方もたまに来てくれるので、そのときにめっちゃお待せしたらやばいと思って。そういうプレッシャーを感じてました。

菊野:なるほど。プレッシャーもありつつも、でもブラッシュアップして次回の出店に活かしていたんですね!

たねベイクのポップアップ風景

出店するなかで嬉しかった出来事

菊野:出店しているなかで、嬉しかったことはありますか?

後藤さん:自分がその場をつくれるといいますか。友達と友達とが繋がったりとか、私がつくった場を介してコミュニティが広がってくのは嬉しかったです。あんまり狙ってたわけじゃなくて、思いがけずな感じはありますが。

菊野:元々、こんな雰囲気の出店にしていきたいといった構想はある程度あったのでしょうか?

後藤さん:最初は1人でもふらっと来れるような、割と静かなお店にしようとイメージしてはいました。ただ、ひがいけポンドという場所の性質もあって、思っていたより賑やかになって。別にそれが嫌というわけではなくて、当初のイメージから変わったなって感じです。

菊野:なるほど。ひがいけポンドってキッチンエリアの大きなカウンターテーブルが特徴的ですけれど、そこに座ると隣の人とラフに会話したり、そこから話が膨らんだりしますよね!

たねベイクのポップアップ風景

後藤さんとたねベイクの今後の展望

菊野:これからこうしていきたいといった、展望はありますか?

後藤さん:明確には今のところなくてですね。まずなんで毎月出店していたかというと、最終的には自分のお店を持ちたいなって思ってたんですよ。そのための練習期間みたいな意味で毎月やってました。

実際にやってみて、お店を持つのは全然違うなって改めて思ったのと、これからの人生これだけじゃ生きていけないよなって冷静に思って。それで、毎月頑張ってやるのはやめて、楽しく続けたいなと思ったんです。

どのぐらいの頻度でやるとかは決めてないんですけど、たまにやれたらなと。あとは、別にカフェに限らず、何か屋さんをやってみたいです。

菊野:何か屋さん!気になりますね!

後藤さん:やっぱり、おもしろいですよね。何かお店をやるって。

たねベイクの後藤さん

あとがき

「何かお店をやるっておもしろい」

後藤さんの最後の一言が印象的でした。ポップアップで出店するなかで、いろいろと大変なことはあるけれど、それと同じく、もしくはそれ以上に嬉しいことや楽しいこともあるよなと思いました。

ちなみに後藤さん、たねベイクを出店することを決めてから、お菓子の焼き方など独学で勉強したとのこと!それもまた驚きでした。

2025年3月16日を最後に月一の出店はしばらくお休みするとのことですが、その考えに至るまでに、試行錯誤しつつ新しいことにチャレンジしていたこと、そして自分が楽しめるかたちで続けていくというのも素敵なことだなと感じました!

まずは3月16日の出店や、今後の不定期での出店など、ぜひ覗いてみてください!

たねベイク
Instagram:@tane_bake

目次