こんにちは!
ポップアップラボの菊野です!
滝野川フレイムスの管理人、河田さんへのインタビュー後編です。前編では書ききれなかったこぼれ話や、滝野川フレイムスでの印象的な出来事などをお届けします。

やりたいことを言い続けるのが大事

菊野:滝野川フレイムスをつくるまでの河田さんの経歴なども伺ってきたわけですが、表面的に見ると、けっこうとんとん拍子に進んでいるようにも見えまして。

河田さん:すごいよね。次の打席が常に用意されてるなって思った。怖いくらいに。

菊野:そこは河田さん自身もびっくりなんですね。

河田さん:びっくりだよ。10年くらい働いていた保育園の管理栄養士を辞めて小豆島で働いてたときは、人生の夏休みぐらいの気持ちで働いてたの。「次は何をしよっかな」みたいな。
小豆島の仕事が終わるぐらいに、フレイムスの物件の話があったから、次の打席が来たみたいな。
小豆島では作り上げるところを楽しくしていって。次はフレイムスで運営していくっていうフェーズになった感じ。

風香:全部繋がってるんだね。すごい。

河田さん:言い続けるのが大事。やりたいこととか、ずっと言い続けていると、他の人の頭にもインプットされて。そのうち何かあったときに、頭によぎるから。
わからないことが一番めんどくさいから、一通りやっておいてハードルを下げる

風香:DIYでフレイムスをつくっているときに手伝ってくれていた大学生とは今も繋がってるの?

河田さん:今も繋がってる。最初は手伝いに来てた子たちとのプライベートな繋がりだったんだけど、DIYとか色々とやっていたら先生たちが興味を持って見に来て。うちの生徒たちがお世話になってますみたいな感じで。そこから授業もしたり。

風香:授業してるんだもんね。どんなこと喋ってるの?

河田さん:ここを手伝いに来てるのは地域創生学部っていう、街づくりとかに興味がある子たちで。
私が授業をしているのは表現学部で、地域創生×表現みたいな感じの学部かな。表現っていうと、アートとかグラフィック、音楽とかを思い浮かべるけれど、そういった表現活動で、地域をPRしていくみたいなことを学んでいる学部。
それで、授業で何をしてるかっていうと、私はあいも変わらずスコーンを作ってますね。

風香:表現活動でスコーン?

河田さん:どう繋がるかっていうと、例えば彼らが社会に羽ばたいて、ここの地域のこの食材をPRしてくださいって言われたときに、お菓子を作ったりする。
お菓子を作ると1口に言っても、営業許可とか資格が必要なんだよっていうところをまず伝えて。それでハードルが高いって思うんじゃなくて、例えば古民家でもこのポイントを抑えておけば、営業許可は取れるからとか。
あとは資格というと取るのが難しそうな印象があるけれど、1日の講座を受ければ、あなたたちでも取れるよ。ね、ハードル低いでしょ。
で、実際にスコーンを作ってみようか。作るには、地域をフィールドワークして、商品開発して、衛生はこういうポイントを抑えて、みたいなことをやる。



風香:それはありがたいね。何かを始めようってときに特に。

河田さん:腰が重いじゃん。わかんないってことが1番めんどくさいから。一度、一通りやっておいて、ハードルを低くしておく。みたいなのが私の授業。
あなたが淹れたコーヒーだから飲みたいと言ってくれる人がいる

菊野:コーヒースタンドの出店している人って、コーヒーの淹れ方とかはどこかで修行しているのか、独学なのか、どこで学んでいるのかなと思って。

河田さん:私は小豆島のカフェの経験があるのと、自信を持って淹れられる理由は、豆が美味しいから。この場所のために作ってくれてる豆だから。
でも、私は人が淹れてくれたコーヒーが美味しいと思ってて。この間出店してくれた人がね、お客さんとして普段から来ている主婦の方で。
ここで出店している色んな人を見て、みんな楽しそうにしてるから自分もやりたくなったんです。どうしたらいいですか?って相談があって。

菊野:お客さんだったところから出店したいってなるのは素敵ですね!

河田さん:まずはやっぱり資格の話からしたの。それで実際に資格も取ってきて。メニューも考えて、家で練習もして、いろんなお店に食べに行って研究もして。
準備万端で出店する直前に、もう涙目で、どんどん自信なくなってきちゃって、「今からやめてもいいですか」ってポロポロしちゃって。
大丈夫。あなたがどんなものを出しても、あなたが出したものを食べたい、飲みたい、会いに行きたいって人がいるから。大丈夫だよって話をしたの。
ちゃんとその人が、人と接してコミュニケーションを取っていれば大丈夫。別にコーヒーの修行をしていても、していなくても。バリスタでも、そうじゃなくても。
その人とお喋りするための通貨としてお金を払うわけだから。美味しいに越したことはないし、自信を持って出せるに越したことはないけど、大丈夫よって。

菊野:そうやって、横にいてもらえるのがとっても心強いですよね。初出店はやっぱり超緊張する。

河田さん:実際に来てたしね、近所の人たちが。
あとがき
滝野川フレイムスに集まる人は、出店する人も、お客さんとして訪れている人も、なんだか良い雰囲気の人が多い気がします。
心地良い時間をすごすために、お互いに気遣っていたり、誰かが何か新しいことに挑戦するときに、応援してくれるような人が多かったり。
フレイムスが、そういった人たちが集まる場所になっているのは、間違いなく河田さんの人柄あってのこと。
そして、元々出店する側だったところから、場を営む側にもなり、コーヒースタンドやイベントを通してみんなが集まれる機会を作り続けている、そんな河田さんの日々の行動あってのことだと感じました。
フレイムスの雰囲気を、ぜひ一度体感してみてください。
基本情報
滝野川フレイムス
住所:東京都北区滝野川7-11-14
アクセス:JR「板橋駅」東口から徒歩3分ほど
Instagram:https://www.instagram.com/takinogawa_frames/
営業カレンダー
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利用料金
平日:10,000円
土日祝日:18,000円
※2025年5月時点
※8:00~20:00の最大12時間利用可能
※合同出店も可能
※その他オプション料金あり
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EDITOR:菊野泰斗
PHOTOGRAPHER:菊野泰斗、風香

